古くから親しまれてきた白砂青松の景勝地「舞子の浜」を復元した公園「アジュール舞子」。
植栽と芝生広場、長さ約800mの美しい砂浜が東西に延びています。夏には沢山の人で賑わうきれいな海水浴場としてはもちろん、春・秋にも散策・自然観察・バーベキューなど、1年を通じて様々なレジャーエリアとして楽しむことができます。
「アジュール舞子」は一般公募によりつけられた愛称で、「アジュール」(azur)とはフランス語で「青」を意味しています。舞子海岸が、南フランスの紺碧海岸(コートダジュール)のような美しい砂浜に復元された今、憩いとふれあいの海辺として、穏やかな瀬戸内の海と華麗な表情を映し出す景観の日々を素敵に彩ります。
明治天皇もこよなく愛された
天下の絶景、舞子の浜は
今もなお人々を魅了しています。
神戸舞子は、古くから美しい自然と穏やかな気候に恵まれた地域として知られています。その象徴ともいえるのが、明治時代に皇族の別邸として建てられた旧有栖川宮別邸です。この別邸は、瀬戸内海を一望できる絶好のロケーションにあり、かつて皇族が静養に訪れた場所でもあります。現在は有栖川宮別邸跡にシーサイドホテル舞子ビラ神戸が建ち、周辺は舞子公園として整備され、多くの人々に愛され続けています。
旧有栖川宮別邸
(提供:神戸市)
舞子浜は、古くからその美しい景観で多くの人々を魅了してきました。江戸時代には、松林と白い砂浜、遠くに淡路島を望む壮大な景色が描かれた『播州名所巡覧図絵』にも登場し、当時の人々にとっても癒しの場として親しまれていました。日本三大松原の一つとして知られる舞子の松並木は、今も昔と変わらず、訪れる人々に安らぎを与え続けています。
播州名所巡覧図絵「舞子の濱より淡路嶋を望む」
(神戸市立中央図書館所蔵)
徒歩で巡れる近隣エリアは
海や橋といった美しい風景や
歴史を感じられる魅力的な
スポットが点在。日々の
散策をお楽しみいただけます。
舞子と淡路島を結ぶ全長3,911mの吊り橋。日没から24時までの間、季節や日時に応じて彩りが変わります。その美しい姿から「パールブリッジ」とも呼ばれ、特に夜間のライトアップは幻想的な景観を楽しめます。橋の舞子側には「舞子海上プロムナード」があり、海上47mの高さから明石海峡を一望できる絶景スポットです。
移情閣は「舞子の六角堂」の愛称で親しまれる八角堂で、大正4年に神戸の貿易商・呉錦堂が別荘として建てたものです。ノスタルジックな外観を持つこの建物は、「孫中山記念館」として孫文に関連する資料が展示されています。
海と緑に囲まれた環境と絶景の眺望を誇るシーサイドホテルです。かつては旧有栖川宮別邸として皇族も訪れた由緒ある場所で、現在はその歴史を受け継ぎながら、贅沢な滞在と四季折々の美しい景観を楽しめます。
五色塚古墳は4世紀後半に築かれた全長194mを誇る前方後円墳。223万個のこぶし大の葺石(ふきいし)を積み上げて造られているそうです。瀬戸内海を一望できる高台に位置しており、古代の人々がその眺望を意識して築造したとも言われています。
潮風の中で楽しむ2種類の人工温泉や多彩な岩盤浴でゆっくりとくつろぐことができます。
約150の店舗が入る大型アウトレットモール。有名ブランド店からレストランまで揃います。
周辺エリアは日帰りでゆったり過ごせる見どころ満載の観光スポットが多数。
四季折々の風景が広がる公園やお城から癒しスポットまで、年中楽しむことが可能です。
ロープウェイに乗って約10分で到着する神戸布引ハーブ園は、広々とした園内で四季折々の花々やハーブを楽しめる癒しの空間です。ゆったりとした散策路を歩きながら、ハーブの香りを感じ、季節ごとの色彩豊かな景色を堪能できます。また、展望台からは神戸の絶景も望めます。
明治・大正時代の異国情緒が残る北野異人館街では、歴史ある洋館の街並みを散策しながら当時の西洋文化を感じることができるエリアです。館内見学では、当時の生活を再現したインテリアや美術品を静かに楽しむことができ、趣深い雰囲気が漂います。
日本有数の温泉地として知られる有馬温泉は、療養効果の高い「金泉」と「銀泉」が魅力です。昔ながらの温泉街をゆっくりと歩きながら、伝統的な旅館や土産店をのんびり巡ることができます。温泉に浸かり、体の芯からリラックスできるひとときを過ごせます。
かつての離宮を整備した須磨離宮公園は、美しい日本庭園と四季折々の花々が広がる静かな公園です。春と秋には約300種、4,000株のバラが咲き誇り、見事なバラの香りに包まれながら散策を楽しめます。さらに紅葉の季節には、公園内の木々が鮮やかな赤や黄色に染まり、多くの観光客が訪れる紅葉スポットです。
国内でも数少ないシャチが展示される水族館。海の王者シャチのダイナミックなパフォーマンスやイルカたちによる華麗なジャンプやスピンは観客を魅了します。さらに悠々と泳ぐシャチを眺めながら食事ができるレストランもあるため、動物たちに癒してもらいながらゆったりお過ごしいただけます。
瀬戸内海で一番大きな島で、古事記の国生み神話など、歴史と伝統のある土地です。豊かな自然に囲まれた淡路島では、四季折々の花が楽しめる「あわじ花さじき」や、美しい海の景色を満喫できる「うずしおクルーズ」といった観光スポットが魅力です。また、ファームパークやフルーツ農園での体験型レジャーも充実しており、食や自然、歴史を存分に楽しめる、癒しの島です。
姫路城は、その優美な姿がシラサギが羽を広げたように見えることから、「白鷺城」とも呼ばれています。特徴的な白い城壁は、白漆喰総塗籠造りによるもので、城全体が美しい白色に包まれています。
春になると、約1000本の桜が咲き誇り、夜間の桜と白い城壁のコントラストは、幻想的な景観を楽しむことができます。